漢方・東洋医学

大阪市北区のみうらクリニックでは、漢方を含めた自然療法と、西洋医学の長所との融合を目指した治療をご提案しております。

漢方とは

漢方ときくと、何に効くのか分かりにくい、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
そもそも漢方薬は、西洋医学では病気と定義されにくい「不定愁訴」(簡単に言うと、何となく体調が悪い、という状態)に対して、身体の内側から改善する働きを持っています。不定愁訴に効果的であるからこそ、漢方薬には、何に効くのか分かりにくい、というイメージがあるのかもしれません。
そういったこともあり、従来までは民間療法のうちの1つだと考えられていましたが、近年、ようやくその効果が認められるようになり、多くの医師が治療・予防に用いるようになりました。
現在、治療や予防に漢方薬を用いる医師は、全体の70~85%にも及ぶという調査報告があります。その導入理由には、「西洋薬だけでは限界がある」「西洋薬で効かなかった症例に、漢方が有効だった」といった、西洋薬との違いに価値を見いだした医師の声の他、患者様ご自身がご希望されたり、科学的にその効果が立証された、といったものも見られました。

みうらクリニックの「漢方」

2001年の「医学教育モデル・コア・カリキュラム」(医学生が卒業までに最低限履修すべき内容をまとめたもの)では、全ての医学生が漢方を学ぶことが決められました。
しかし、一般的な医師と漢方を専門的に学んだ医師とでは、処方の方法が異なることがあります。多くの医師は、西洋医学と同様に、病気に対応した漢方を選び処方しますが、当院の院長は、患者様の健康状態や体質によって薬を選び、処方します。
また、みうらクリニックでは、毎回必ず望診(舌診など)、脈診、腹診を行うことで、小さな異変を見逃さないよう努めております。日々の養生法もお伝えいたしますので、こちらもご参考にしていただければと思います。

東洋医学とは

東洋医学とは、東アジアを中心に発祥した医学を指しますが、現代の医療業界では、主に漢方医学と鍼灸医学を併せて「東洋医学」と呼ぶことが一般的になっています。
みうらクリニックでは、漢方医学を中心とした診療を行っておりますが、信頼のおける鍼灸師の先生と連携し、鍼灸治療もご案内できる体制を整えております。

漢方・東洋医学で効果が期待できる症状

漢方を含む東洋医学は、身体に優しい治療をご希望の方身体の内側からの体質改善で不定愁訴や病気を治療・予防したいという全ての方が診療対象です。
漢方薬は、患者様の体質、健康状態によって処方や効用が異なります。みうらクリニックでは、初診の際のカルテの作成に時間をかけます。これも、治療や処方薬の効果を十分に発揮させるためのものですので、ご協力をお願いします。
また、治療や処方の前にはしっかりとその内容や効果についてご説明いたしますので、お気軽にご相談にお越しください。

効果が期待できる症状

  • 冷え性やほてり
  • シミやホクロ
  • 皮膚のかゆみ
  • 肥満
  • 習慣性頭痛
  • 耳鳴り
  • めまい
  • 生理痛
  • 月経不順
  • 消化不良
  • 食欲不振
  • 食べ過ぎ
  • 飲みすぎ
  • 肩や首の凝り
  • 手足のしびれ
  • 不眠
  • 体がだるい

治療のご提案までの流れ

みうらクリニックでは、カルテ作成に時間をかけます。患者様の細かな異変・気づきを知っておくことで、より適切な漢方の処方、治療が可能になります。
初診でのカルテ作成は、短期的・長期的治療のためにも非常に重要な工程です。患者様にとってお手間とはなりますが、適切な治療のために、些細なことでもお伝えください。

Step1問診

問診現在のお身体の状態、既往歴などをお伺いします。また患者様からも、気になること、不安なことをお伝えください。

Step2望診(顔・舌・手相)

望診顔色、舌の色、肌の艶、手相などを観察します。

Step3触診(脈/腹)

触診脈診、腹診を行います。

Step4治療のご提案

ご提案必要に応じて各種検査を行った後、患者様の希望に沿った治療のご提案・ご説明をいたします。

自然療法研究所 花音 Canon

ドクター三浦直樹

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