ISM band波照射

ISM band波照射とは

マイクロウェーブ照射装置がん細胞は、43℃以上の環境では死滅すると言われています。
このことを利用して、がんに対してISM band波を照射し、温度上昇を促し、がん細胞のみを死滅させるのが「ISM band波照射」です。
49℃まで耐えられる正常細胞には影響はなく、副作用もほとんどありません。照射範囲が広いため、早期発見が難しい転移がんに対しても有効です。

ISM band波照射の特徴

がん細胞だけを死滅させる

がん細胞は、正常細胞よりも低い43℃の環境で死に至ります。このことを利用し、がん細胞だけを死滅させ、正常細胞を傷つけない治療を可能にしたのが「ISM band波照射」です。

加熱温度ごとのがん細胞と正常細胞の生存率の比較

加熱温度ごとのがん細胞と正常細胞の生存率の比較加熱と共にがん細胞の生存率は急激に落ちていきますが、正常細胞は43℃まで上昇しても、ほとんど傷つけられません。ISM band波照射は、この差を利用したものです。

治療時間を大幅に短くした高性能照射装置

一般的な温熱機器の場合、加温するのに1時間近くかかります。
みうらクリニックでは、安全に、8秒程度で加温が可能になるISM band波照射器を導入しております。一度の通院で5~6回の照射を行います。
転移箇所の数により異なりますが、10分~20分ほどで終了します。

早期発見が困難な転移したがん細胞にも効果が認められています

ISM band波照射では、広範囲への照射が可能ですので、早期発見の難しい転移がんに対しても有効です。
また、温熱効果により、免疫力の向上、活性酸素の抑制が促されるため、がんの進行や転移を防ぐことが期待できます。