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星状神経節レーザー照射

当院では、アトピー性皮膚炎の患者さまに主に以下の3つの療法を行っております。

1、星状神経節レーザー照射 2、局所療法 3、ツボ療法

1.星状神経節レーザー照射

星状神経節とは「交感神経」の集まり

人間の神経には運動神経、感覚神経、自律神経があり、その中の自律神経は交感神経と副交感神経がバランスを取りながら働いています。

体を走る交感神経の中で、頚部には交感神経のかたまりがあり、これを星状神経節と呼んでいます。星状神経節には、頭・顔面・首・上肢・胸・心臓・気管支・肺などを支配している交感神経が集まっており、いわば“神経のツボ”のようなところです。

星状神経節レーザー照射のメカニズム

星状神経節にレーザーを照射することで、自律神経系の中枢である視床下部に影響が及ぼし、全身交感神経の過緊張が和らげ、滞っていた血流の改善を促します。この血流改善により、様々な病気や症状が改善されるのです。

*交換神経の過緊張が全身的にさまざまなトラブルを作り出す仕組みは、 自律神経免疫療法のページにも書いていますので参考にしてください。


2.局所療法

局所にレーザーを照射することにより、患部の血流が改善し、かゆみや発赤の原因となる化学物質を除去するとともに、局所での新たな化学物質の産生力を低下させます。 また、この化学物質と結合してかゆみや発赤を引き起こす末梢受容器の結合力低下させ、その興奮性も低下させるのです。
さらに末梢神経にも作用し、不要な刺激を抑制するとともに、血管を拡張させて自然治癒力を高めてくれます。 その結果として、かゆみや発赤の軽減、患部面積の減少などが期待できます。

3.ツボ療法


当院で使用している低出力レーザー機器(メディレーザーソフトパルス10 持田シーメンスメディカルシステム社製)は、現在のところ、その刺激が他のレーザー機器より体内深部にまで到達する事が確認されています。
この効果により、東洋医学的なツボに照射することで東洋医学の鍼灸療法に通じる側面もあり、ツボ刺激を現代医学における理論と最新機器を用いておこなうようなものとも言われています。

新潟大学医学部名誉教授・阿保徹医師らが提唱し、最近注目されている「自律神経免疫療法」という、手足の爪の生え際にあるツボや頭頂にある百会というツボを刺激し、自律神経のバランスを整える療法も、このレーザー機器で効果的に行えます。

効果が期待される症状

効果が期待される症状

支配領域
帯状疱疹、反射性交感神経萎縮症(カウザルギー、幻肢痛、断端痛)

頭部疾患
頭痛(片頭痛、筋収縮性頭痛、群発頭痛、側頭動脈炎)、脳血管攣縮、脳血寒、脳梗塞、円形脱毛症

顔面疾患
未梢顔面神経麻痺(ベル麻痺、ハント症候群、外傷性顔面神経麻痺) 顔面痛(非定形顔面痛、咀嚼筋症候群、顎関節症)

眼疾患
網膜血管閉寒症、網膜色素変性症、視神経炎、角膜潰瘍、緑内障、アレルギー性結膜炎、飛蚊症、眼性疲労

耳鼻科疾患
アレルギー性鼻炎、急性・慢性副鼻腔炎、突発性難聴、メニエール病、鼻閉症、扁桃炎、耳鳴、咽喉頭異常感症、嗅覚障害、花粉症

口腔疾患
抜歯後痛、舌痛症、潰瘍性口内炎

上肢疾患
上肢血行障害(レイノー病、レイノー症候群、急性動脈閉寒症、バージャー病)頸肩腕症候群、外傷性頸部症候群 胸郭出口症候群、肩関節周囲炎、術後性浮腫(乳房切断後症候群)、骨折、テニス肘、腱鞘炎、頸椎症、腕神経ニューローパチー、(外傷性、術後)、強皮症、関節炎、多汗症、凍傷、凍瘡、肩こりなど

心臓疾患
心筋梗塞、狭心症、洞性頻脈など

呼吸器疾患
慢性気管支炎、肺栓寒、小児喘息など

その他
痔核、便秘、不眠症、冷え性、自律神経失調症など