診療日誌

2012.11.29

2012/11/29

昨日書いたガン治療記の補足です。

今日もブログなみの長文ですが、よろしければお付き合いください(笑)

昨日の乳ガンが消えた方の記事に、たくさんの「いいね!」をいただき、ありがとうございました。

すごい!という意味合いのコメントをたくさんいただきましたが、私にとっては特別凄いことでもないのです。

記事をシェアして下さった小西医師も 『こういう例が、「普通に」起こるのだということをもっと知ってほしいですね。』 というコメントと共にシェアしてくださいました。

ガンも厚生労働省指定の難病も、良くなった方はたくさん体験しています。ガンが消えるという体験も何十人もしていますし、ガン治療の後に元気に過ごしている方、ガンがあっても症状が出ずに元気に生活している方は、ゆうに百人以上は経験していると思います。

現に、当院に通院されている患者さんのほとんどがそういう方で1年以内の余命宣告を受けながら何年も通院されている方もおられます。

ですから、患者さんやそのご家族、治療する側も『ガン=死』という思い込みをまずは外さねばなりません。

確かに簡単ではないケースもあるし、人間には寿命がある以上、お亡くなりになる方もありますが、大きく治療の妨げになっているのは『ガン=死、治らない病気』という想いから来る精神的ダメージによる免疫力の低下です。医療側の告知の仕方なども、問題ありですしね。

当院でまず最初に行う治療は、この思い込みの修正。 前の医師から言われた刷り込みの書き換えです。

ですから、「患部」ではなく「頭の中」の治療です(笑) 普通の『医療』ではなく、『意良』(無理やり「いりょう」と読みます。私の造語で、良い意識=良いイメージを持ってもらうという意味です、笑) 「ガン=死」から、ガンが消えることもある、ガンがあっても共存しながら普通に生活することができる、という想いへの転換です。

さらに究極は死への恐怖と向き合うこと。 人はいつか必ず死を迎えるという自覚をはっきり持つことで、しっかり生きようとする自覚ができるのです。

こうなれば「死=悪」ではありません。

患者さんからも、病気を治しに来たのに三浦先生は「死」の話を良くすると笑われますが、「死」をどこかで意識しながら生活することは、病気の有無に関わらずとても大切なことだと考えています。もちろん恐怖心ではなく、肯定的な意味で。

8センチの乳がんのしこりを20年持っている方もおられます。 (調べたら良性腫瘍かも知れませんが、検査もしていない)

ご本人も「ガンも症状が出ずに悪さをしなければ、ただのイボですね」と、笑って過ごされています。

「でも、これがあったおかげで暴飲暴食や無茶な生活をせず、充実した毎日を過ごせました。感謝して生活できるようにないました。まさにガンのお陰です」と話されています。無病息災ではなく、一病息災ですね。 「病=悪」でもありません。

また、老衰でお亡くなりになった方を解剖すると、8割の方にガンがみつかるという報告もあります。老衰のため90歳で亡くなった私の祖父も、亡くなってからの解剖ですごく大きな肺がんがあったことがわかりましたが、生前は全く症状がありませんでした。

ガンもある程度の年齢になると、発生する確率が高くなるのですが、あとは症状が出るかどうかですね。知らずに共存している方も、実はたくさんおられるのです。

と、いうわけで「ガン=死」という世間一般に刷り込まれている思い込みを外すことがまずは大切で、難病と言われても治る可能性はある、治った方もたくさんいる、ガンがあっても元気な人もたくさんいる、ということをしっかり知っていただきたくて、この記事を書かせていただきました。

毎回長文を読んでくださり、ありがとうございます。

ドクター三浦直樹

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