診療日誌

2014.11.15

2014/11/15

おはようございます(^O^)

昨日はたまたま、自分と同じ年齢(45歳)のガン患者様のカウンセリングが2件。

そのうちのお一人は、色んな高額治療や高額なサプリメントなどを試し続けられた上で、もはや治療法はない末期ガンだと主治医から告げられて当院を受診されました。全身状態も、かなり厳しい。

クリニック全体では、私より若いガン患者さんもたくさんおられますが、生年月日が近い患者さんが来られると、何となく自分の人生とよりリアルに重ね合わせてしまいますね。

日々、目の前の患者さんが自分自身だったら、自分の家族だったら何をするかを真剣に考えながら、西洋医学だけでなく色んな自然療法もご提案させていただいております。

父を肺がんで、母を医療過誤?(過剰検査中の事故死?)に近い状態で亡くしたことへの様々な想いが、私の今の治療の根本になっています。

そして何より、ご本人やご家族が悔い(トラウマ)を残さない人生を歩んでいただくことが大切かと。

我々が肉体を持って生まれてきた意味をしっかり考えていくこと。

寿命の長短だけではありませんね。

個人的には我々は幸せになるために生まれてきたのだと思いますので、病気治しや寿命を延ばすことだけを人生の目標にせず、毎日をいかに充実して過ごすべきかを共に考えていきましょうというお話がカウンセリングでは多いようです。

病気があっても病人にならない事。

肉体レベルだけでなく、より深いレベルで肉体や魂を捉えていくこと。

生まれてきた以上、いつか必ず肉体を卒業する瞬間がやってきます。

その瞬間に、何を想うのか?

全く悔いのない人生があるのかどうかはわかりませんが、納得できる人生を歩んでいただけるように、全力で患者さんをサポートしていきたいなと思う日々です。

それは言い換えると、私自身が悔いを残さない人生の日々を過ごしたいという事でもあります。社会的な風潮に流されず、自分自身の意志をしっかり誤魔化さずに患者様にお伝えしたいという想いを尊重して、自分がやりたいことをやっていきたいという事ですね。

それが正しいとか、間違っているとかは私自身もわかりませんが・・・

クリニックも、より患者様にとって本当の意味での価値ある施設になっていけるように、色々と模索しております。

どんな形になるのか?私に何ができるのか?は現在は色々と考えていますが、より深いレベルの治療や情報発信を行いたいと思っている日々です。

この記事は、ここ数日、ガン患者さんが多いfbページへのご招待を受け、色んな記事を読ませていただいている中での自分自身の気持ちの整理でもありますね。

多くの方が『例え病気があっても、自分も幸せになっていいんだ』という許可を自分自身に与えられること、『実はすでに幸せなんだ』と思っていただけること、『色々あったけど、いい人生だった』と最期に思っていただけることなどを目指しながら活動していきたいと思っております。

何故か早朝にマジな記事を書いちゃいましたね(^O^)/

それでは今日も診察、全力でがんばりま〜す!!

自然療法研究所 花音 Canon

ドクター三浦直樹

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